内容説明
図解でわかる!アースガルズの神々。世界樹ユグドラシルのもとで戦い、滅びてゆく北欧の神々。その誕生から最終戦争ラグナロクまでがしっかりわかる一冊。
目次
第1章 北欧神話の世界観(北欧神話の定義;初期の北欧における信仰 ほか)
第2章 北欧神話の登場人物(アース神族;オーディン ほか)
第3章 不思議な道具と動物たち(ルーン文字;セイズ呪術と呪歌ガルドル ほか)
第4章 北欧雑学(北欧の神々を信仰した人々;北欧の住居 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
宇宙猫
23
挫折。思ったよりずっと分厚かったが、北欧神話の内容はサラっと触れて、後は殆ど登場人物野紹介だったのが拍子抜け。2017/09/11
ゲオルギオ・ハーン
21
世界観、登場人物・神々、道具や動物に限らず北欧神話が生まれた背景や当時の北欧の文化についても書いている。オーディンは良い神という印象が強いが、一面ではエインフェリア集めのために年中戦争をさせるべく人間たちの中で暗躍している死の神でもある。アース神族全体も小人や巨人を騙して道具を集めたりする。同盟したヴァン神族にも誠意のない対応で呆れられてラグナロクで不干渉を言い渡されたりと完全無欠とは程遠いエピソードの数々に驚く。民間で人気があった神はトールや戦神チュール、豊穣神フレイであったという。2025/02/09
Eradist
15
図解雑学シリーズと同じ感じ。あんまり尖った記述はないよくもわるくもオーソドックスな内容。ヴィキングの生活が最後の方に載ってるのがこの本と特徴かもしれない。図解をパラパラめくるだけでも楽しめた。2020/10/17
かなた
10
原初の巨人ユミル。神々は巨人を妻にしがち。神々の地アスガルド。神は巨人に襲われる人間を哀れみ、ユミルのまつ毛で壁を作る。最強の槍グングニル。2024/09/16
水無月十六(ニール・フィレル)
9
漫画やゲーム映画のモチーフなど様々な創作作品に使われている北欧神話についてまとめられた本。もともと北欧神話自体が様々な二次創作も含まれてまとまりがないものであるようで、それらの内容を簡潔ながら網羅的にまとめられているためか、簡潔とはいえそこそこ内容がごちゃついてしまってはいる。それぞれ精査しつつ、北欧神話の世界を愉しみたいところ。北欧神話をまとめた本としては結構網羅的な方なので、とっかかりの一つとしてはおすすめ。2021/10/22
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