内容説明
全66種類の武器を使った全121種類の技。江戸時代から明治初期にかけて製作された現存する実物の骨董武器を使い、日本と中国の伝統武術として受け継がれている「武器術」を紹介していきます。
目次
第1部 日本(槍;薙刀;長巻;棒;長柄鎌 ほか)
第2部 中国(関羽大刀;斬馬刀;淡水雨傘;鉄釵 ほか)
著者等紹介
小佐野淳[オサノジュン]
山梨県富士吉田市出身。東海大学政治経済学部卒。高等学校教諭となり、現在に至る。国際水月塾武術協会(ISBA)・台湾彰化縣振興社金鷹拳協会日本分会・日本総合武道研究所を主宰。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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みや
32
日本と中国の骨董武器66種を使い、伝統武術として受け継がれる121種の技をイラストで紹介する解説書。平易で簡素な文章は分かりやすく、漫画のコマのように描かれた套路は動きの想像がしやすい。流星錘・九環刀・多節鞭がかっこよくて特に好き。中国では武器は消耗品で、古い時代の武器は全くと言っていいほど現存していないらしい。美術品としての価値も備えた日本とは全く違う考え方で面白い。筆者の鼻につく偉そうな口調だけが残念。中国の歴史に「秘密結社」のイメージは全く無かったので、武術以外の面でももっと知りたくなった。2019/07/30
h t
0
やっぱり槍ですよね2015/02/15
thalion
0
日本のものを中心として、すこし大陸の武器を補足している。運用の実例なども図示してあって分かりやすい。小型武器の運用は合気道や柔術の知識あると分かりやすいように思う。2010/05/01