出版社内容情報
これだけ言って死にたい
内容説明
生きて、愛して、たたかって。大正、昭和、平成、令和を生き抜いたガムシャラ人生、渾身のメッセージ。100歳愛子の箴言集。
目次
第1章 人生―人生は苦労があった方がいい
第2章 結婚―一度は体験することを勧める
第3章 男―ああ、男の情熱は今いずこ
第4章 女―全く女は生まじめである
第5章 戦争―荒れはてた焼土で
第6章 血―父、母、兄姉たち
第7章 子供―人間が作った唯一つの自然
第8章 性愛―愛とは本来、生活とは無関係なところに存在する
第9章 旅―無駄や期待外れも旅の醍醐味
第10章 気質―私はそういう人間なのである
第11章 老い―「楽しい老後」というけれど
第12章 死―死んでしまえばそれまでよ
著者等紹介
佐藤愛子[サトウアイコ]
1923年(大正12年)、大阪に生まれる。甲南高等女学校卒。小説家・佐藤紅緑を父に、詩人・サトウハチローを兄に持つ。1950年(昭和25年)、「文藝首都」同人となり本格的に創作活動を始める。1960年(昭和35年)、「文學界」に掲載された「冬館」で文壇に認められ、1969年(昭和44年)、『戦いすんで日が暮れて』で第61回直木賞を、1979年(昭和54年)、『幸福の絵』で女流文学賞を受賞。2000年(平成12年)、佐藤家の人々の凄絶な生きかたを、ありありと描いた『血脈』で第48回菊池寛賞を、2015年(平成27年)、『晩鐘』で紫式部文学賞を受賞。ユーモア溢れる世相風刺と、人生の哀歓を描く小説およびエッセイは多くの読者の心をつかむ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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