内容説明
独特のマイルール、コミュニケーションが苦手―発達障害男子との結婚生活、ぜんぶ描いちゃいました。結婚したからわかったこと、結婚してもわからなかったこと。
目次
第1章 アキラさんツナと出会う
第2章 アキラさんツナとつきあう
第3章 アキラさんツナと結婚する
第4章 アキラさんツナと家庭を持つ
Dr.宮尾のよくわかるアスペルガー症候群
ツナ的考察
直撃インタビュー アキラさんツナとの結婚生活を語る
始まりの頃を振り返り、家族の成り立ちを考えることは夫婦関係を見つめなおすカップルセラピーの第一歩です
著者等紹介
野波ツナ[ノナミツナ]
東京生まれ。漫画家として体験コミックなど多方面で活躍中
宮尾益知[ミヤオマストモ]
東京生まれ。医療法人社団益友会どんぐり発達クリニック理事長。ギフテッド研究所理事長。株式会社オーク発達サポート理事。徳島大学医学部卒業後、東京大学医学部小児科、ハーバード大学神経科研究員、独立行政法人国立成育医療センターこころの診療部発達心理科医長等を経て、2014年に現クリニック開院。専門は小児精神神経学、小児神経学、神経心理・生理学、特に発達障害の分野で第一人者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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あすなろ
77
家庭は避難場所。やがて子供が産まれて大きくなると、複数の人間がいる社会に家庭がなってしまい、避難場所がなくなってしまった…。アスペルガーという症状が、変わったと捉えられるかどうかということであるが、家族となると確かにまた異なったものとなるだろう。家庭は素の自分に戻るべき場所なのだから。奥様の図書館本に手を出してみたコミックエッセイ。少しアスペルガーの症状が分かりにくい本のような気はしたが、家庭での有り様は素の自分という観点から理解出来たのである。2017/12/12
morinokazedayori
21
★★★★★結婚前の微笑ましいエピソードと、結婚後のエピソードがたくさん。仕方ないこととはいえ、常識的な配慮や譲り合いが難しい相手との日々の生活は、それが自分ではどうにもならないことであるがためにさらに、相当しんどかっただろうと思う。2019/03/24
ごへいもち
16
総集編とかダイジェストという感じかな
なるときんとき
10
夫がアスペルガーと認識して振り返る、付き合いはじめから結婚妊娠出産エピソード。イラっとする言動は(よれよれの手編みセーターを着ているとか、ムダ毛の処理の甘さを指摘してくるとか)アスペルガーゆえだったのかというような。付き合っている時に好意をストレートに表してくれたら嬉しいよなあと思うので、付き合っている時は素敵な恋人なんだろうな。結婚したら一緒にいるの無理ってなりそうだけど。2020/07/05
がりがり君
8
旦那さんがズレてるのをネタにしようとしてるのは伝わってくるのだけどこの程度だったら私もズレてれるからあまり笑えない。2018/07/08