出版社内容情報
コスミック時代文庫
【目次】
内容説明
日本橋の大川端で権門駕籠が襲われ、宇津藩の家臣が四人、駕籠舁きが二人殺された。現場を見ておかねばと出かけた老刺客・安田平兵衛は、その死骸の斬り口を見て、脳裏に恐るべき男の顔がよぎった。鹿内甚内―籠手斬りを駆使し、右腕を断ち二の太刀で敵の命を奪う「霞籠手」という妙技を遣う殺し人である。五年ほど前に立ち合い、平兵衛は甚内を斬ったつもりでいたが、川へ落ちて生き延びていたのであろう。ならば他の者にはまかせられぬ。藩士の報復を依頼された平兵衛は、因縁の敵を斃すため、老いた体を鍛え直し、逆八相から一気に間合を詰める必殺剣「虎の爪」を鍛錬。”霞”か”虎”か―。凄腕の剣客同士が今度こそ決着をつけんと死地に向かう、迫真の剣豪小説、好評第九弾!
著者等紹介
鳥羽亮[トバリョウ]
1946年、埼玉県生まれ。埼玉大学教育学部卒業。1990年、『剣の道殺人事件』で第三十六回江戸川乱歩賞を受賞。デビュー後は、時代小説、とくに剣豪の分野で活躍し、第一人者となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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