出版社内容情報
コスミック時代文庫
内容説明
半年前、初音と彦次郎は次期藩主の座をめぐって激しく争ったが、彦次郎が改心したことで、彼が藩主に納まり、騒動は一件落着した。彦次郎が善政を敷いているのを見とどけ、初音は他藩への嫁入りを決意。ところがその矢先、彦次郎の女好きが復活し、藩政も疲弊しているとの報が入る。初音は民のことを考え、ふたたび彦次郎と藩主の座を争うため、嫁入りは婿取りへと切り替えられた。一方、喜三郎と美緒は半年前、祝言をあげるところに初音の横槍が入り、そのまま夫婦にはなれないでいた。喜三郎は情を交わした初音のことが忘れられず、美緒は熟れた肉体を持てあます日々で…。好評シリーズ第三弾。痛快時代エンタテインメント!
著者等紹介
八神淳一[ヤガミジュンイチ]
1962年熊本県生まれ。西南学院大学卒。雑誌編集者を経て作家デビュー。ストーリーの面白さに独特の官能描写が絶妙にからみつく作風は多くの読者に支持されている。その著書『艶剣客』は十五巻まで続く人気シリーズとなって映画化もされた。この作品の大ヒットで、一躍人気作家となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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