内容説明
街中があわただしくなってきた年の瀬。羽島梓は神子たちに聞かれる。「あかいおようふく、はやってんの?」「あれはサンタクロースの衣装なんだよ」いい子にはプレゼントをもらえるクリスマスというのがあるのだと教わった子どもたちはそわそわで大騒ぎ!梓も子どもたちに何をプレゼントしようか、クリスマスパーティには何をつくろうか悩む日々に突入する。そして高天原にすむ神々も異国の行事に対抗しようと「クリスマス対策会議」を開いて―!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっしー
30
久しぶりに四神の子に会えました。梓が子ども達と過ごして一年が経つと思うと、感慨深い物がありました。見た目も勿論ですが、中身もかなり成長してる子達の今後の成長が楽しみでもあり、もう少しこのままでいて欲しくもあり…悩ましいですね。皆の住む家に子役の男の子が来たり、クリスマスを迎えたり…色々とありましたが、お使いのお話が一番好きでした。子ども達を見守る周囲の神様が見事に振り回されて…そう思うと平和な世の中ですね(笑2022/10/07
喪中の雨巫女。
17
《私-図書館》クリスマス~年越しまで。みんな成長してる。アマテラス様達と一緒に、はじめてのおつかいにハラハラドキドキでした。みんな可愛い❤️2022/08/01
DONA
15
今回もサクッと、常に微笑みながら読み終わりました。神様たちと同じ気分で「かわいいね~」となりました。すでに13巻なのにまだ一年しか経っていない設定なのか・・ということにびっくり。その割には子どもたちが大きくなりすぎているので同じ地域には住めない気がします。2025/06/20
ぱんだ
15
作中での一年が終わって、すごく色々あったのにまだ一年(・・;)とちょっと驚き。すごく好きなシリーズなので、長く長く続いてほしいです(^^)2021/06/29
417
12
もう13冊目か!!物語のなかでは、梓と神子達が出会ってそろそろ1年になる頃。日々成長していく神子達の姿が私も嬉しい。今回は、お客様とはじめてのおつかいとクリスマスから年末にかけてのお話。同時進行で高天原の神様達の様子も見られるのだけど、こちらが今回は面白かった。はじめてのおつかいも笑えたけど、クリスマス対策会議が回を増すごとに面白くなっていった。日本の神様も大変だ。翡翠さんは相変わらずでしたが、梓ちゃんがもう慣れた物でさらっと流しちゃうので若干寂しくなってきたなー2021/03/23