- ホーム
- > 和書
- > 文庫
- > 日本文学
- > コスミック文庫(戦記)
内容説明
昭和16年2月、中島飛行機は一三試陸攻の初飛行に成功した。その2日後、大社長の中島知久平は、日米関係の緊張が高まる中、米本土を爆撃し得る超重攻撃機の開発を命じ、「Z機計画」がスタートする。同年12月8日、真珠湾を攻撃した日本は、ついに太平洋戦争へと突入。アメリカが底力を発揮してくれば日本は太刀打ちできないと考えた中島飛行機は、「富嶽」完成に全力をそそぐ。そして翌年10月、ついにBT発動機を搭載した富嶽1号機が待望の初飛行の日を迎えるのであった。しかし、喜びもつかの間、日本軍は米国の原子爆弾開発計画の情報を入手。一刻も早く米大陸へ鉄槌を下すべく、富嶽編隊を柱にした新たな計画に挑むのだが…。
著者等紹介
和泉祐司[イズミユウシ]
1944年生まれ。東京理科大学卒業。コンピュータ会社で基本ソフトウェア、教育システムの開発に携わる一方で長年、戦争に関する書籍を読み漁って「日本必勝への途」を探り、執筆活動に入る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。