内容説明
国を守る四獣の子供たちは、優しい普通の青年・羽鳥梓のもとで、人間世界を学びながら、今日も元気にすくすく育っています!(神子たち、絵本の世界に遊ぶ)シンデレラや人魚姫…現代の姫たちの結末は?(神子たち、お見舞いに行く)お隣の仁志田夫人が骨折して入院!心配した梓と子供たちはお見舞いに。病院にはたくさんの迷える人たちがいて…。猫又のチヨさんも密かに活躍して―。他にも面白いお話がいっぱいの11巻!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
瀧ながれ
22
見舞いに行った病院とか、初めて電車に乗ったときとかの細かなエピソードに、心に残るものが多くて、わたしも四神子を見習って優しい行いをしなくてはと思ったりする。変わらずにおもしろい作品。ただ、せっかく軽井沢まで遠出したのに、平安京から呼ばれてしまったのが残念です。晴明さまも神として祀られているので、のちのち京都が舞台になるという伏線でしょうか。2020/01/05
よっしー
21
久しぶりに四神に会いました!! 絵本の中に入るお話、てっきり有名な文学の神様かと思っていたので、正体に吃驚です。確かに、教科書に名前の出る方でしたが、個人的にはマイナーなイメージでした。そして、安倍晴明も登場。格好いい所は全部子供達に持っていかれた感じで少し残念ですが…お話は良かったです。電車や新幹線にも乗って、お見舞いにも行って…。巻を重ねる事に、沢山の経験を詰んでますね!!2021/09/21
ぱんだ
14
ちびちび四神が可愛い。 さいごの猫又のチヨさんの短編もよかった^ ^ チヨさん頭脳だけではなく妖的な力もお持ちのようで、仁志田のおじいちゃんの家は安泰ですね。2020/09/10
ううち
13
第11弾。絵本のお話、お見舞いのお話、新幹線に乗って軽井沢の別荘へ。晴明?JRにも神様がいるんですね、とすんなり受け入れる自分がいる。猫又のチヨさんいいよねぇ。2023/08/20
417
7
シリーズ11冊目!! 今回は魔縁が出てくる事がなく、日常のほのぼの話がメイン。それでもささいな事件は起こるけど!!絵本の中へ入り込んだり、安倍晴明が出てきたり、病院へ行ったり、新幹線のったり!! いつもは暴走気味の翡翠さんですが、今回は影が薄かったような、、、残念。紅玉さんの趣味もついに発覚。 四神子と梓ちゃんは相変わらずの仲良しぶり。次巻はどんなお話か楽しみです!!2020/04/23