内容説明
長い間、書庫に閉じ込められ娯楽は本のみの日々を過ごしてきた偲だったが、大好きな金木犀の甘い香りに誘われてこっそりと外へ踏み出した。だがそこに全身黒い服の闇のような男が現れる。ある目的を持って彼・ライルはやってきたのだが、一目で偲にとらわれてしまい当初の計画とは変更して偲を香港に拉致してしまう。偲を犯しながらも、その純粋なまでの心にライルの愛は深まっていき―。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りんご☆
11
読了2017/05/03
蓮
8
香港マフィア・黒龍のトップ・ライルと書庫に監禁されて育った偲。偲を殺害する仕事を請け負いながらも一目でお気に入りで凌辱、香港に連れ帰り屋敷にまたもや軟禁。ライルの意図や偲の背景が掴めず悶々とした。17年も書庫に閉じ込めておく偲の両親クズだし無垢にもなるなぁ。籠の中の小鳥は初めて庇護してくれた人に懐くし、小鳥の純粋な心に癒されめでたしって事かしら。GPS付のピアスを偲に付けたライルにさすがマフィアって思ったけど医療用チップまで埋め込まれていたとは…。2016/06/22
ハル
0
4/102018/04/07