内容説明
政治家である父親の秘書として働いている俊介は、なぜか悪魔のベリアルに気に入られてしまい、事あるごとに押し倒され永遠の契約をせまられていた。いつも間一髪のところで魔界の大公爵アスタロトが現れ、難を逃れていたがある日しびれをきらしたベリアルによって俊介の一家は厄災に見舞われる。家族を助けるために俊介は身を差し出そうとするが、そこでアスタロトから結婚を申し込まれ…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
はつばあば
47
本と言うのは面白い。自然破壊・環境汚染・地震に台風。そしてこの本の内容のように、「闇が深い故、無能な政治家や実業家が権力を握る」と。情けない政治家に日本はどうしょうもない状態に持って行かれるのか・・。と考えた時BLどころじゃない内容に苦笑。誰が味方で誰が嘘をついているのか・・韓国での報道と日本の報道。どちらの国民も蚊帳の外？。この悪魔シリーズ結構続くみたいなので楽しみです。2019/12/01
瀧ながれ
24
BL（10年）。シリーズがけっこうな巻数出ているようなので、ためしに読んでみた。名の知られた大悪魔たちが、みんなイケメンで、一人の人間男性を取り合って楽しそうに張り合っていておもしろかった。軽快な作品という印象が残ったが、主人公の家族を襲う禍などハードな展開もあり、一冊に収めるには濃い目の内容。そのせいか、このジャンルで重要なラブシーンがあっさりとしてしまって、寂しくもありました。そこ、大事でしょう！そこをしっかり書かないと！（机ばんばん）2016/08/18
りんご☆
13
読了2017/08/04
de sang-froid
9
BL。①代議士の息子俊介は悪魔ベリアルに誘惑されている。ピンチになると何故か大公爵・アスタロトが現われて。繊細な挿絵には似合わぬ残酷事件、樹生先生らしい。いくら美形でも悪魔ですもんね。どの辺からアスタロトが俊介のことを好きになったのか(逆も)ちょっと分かりづらかったですが、なんでベリアルはダメなの？とか、思っちゃいました。（→「悪魔との新婚生活｣に続く)2012/11/21
楓
8
実は樹生作品はこれが初めてのような気がする。。。唐突な場面展開とかあってたまに？？と思うところもあるけれど、楽しめた世界観。ただえええ！？って思うシーンも。これが樹生作品の特徴なのでしょうか。慣れとかなきゃww 悪魔にモテモテでこんなに囲まれてしまっては誰を信じていいのかわからなくなってしまいそう。2012/06/04
