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内容説明
北朝鮮は、未曽有の食糧危機にあえいでいた。飢餓寸前の状態に陥った北朝鮮国民は、豊富な食料があると聞かされていた韓国に逃れるために、地雷原などを次々に踏み越え、38度線を突破し南側に雪崩れ込んでいく。北朝鮮は、この難民流出を機に、「朝鮮半島統一」を旗印として大戦車隊の侵攻を開始。その進軍は目覚ましく、ソウルは一気に陥落し、その後も短期間で釜山にまで迫っていった。その一方で、北朝鮮は日本の原子力発電所を標的にし、弾道ミサイルの発射に踏み切った。韓国国内が戦場になる中、日本をはじめ、アメリカ、中国までをも巻き込んだ第二次朝鮮戦争が、ここに始まる!
著者等紹介
草薙圭一郎[クサナギケイイチロウ]
1941年、東京都生まれ。早稲田大学を卒業後、映画プロデューサーを経て、作家活動に入る。戦記、SF、ホラー、時代小説など幅広いジャンルの執筆で活躍。2009年永眠(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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