内容説明
ミッドウェイ海戦に出撃した飛行爆弾「噴龍」搭載の「大和」は見事、米空母「エンタープライズ」を撃沈せしめた。その華々しい活躍に続けとばかりに、軍令部は大和型二番艦の「武蔵」を飛行爆弾搭載艦として竣工させ、ここに世界最強の両雄が並び立つことになる。日本の次なる目標は米豪遮断作戦。ソロモン海に浮かぶガダルカナル島に飛行場を設営し、その足がかりとする予定であった。が、第六一任務部隊を進出させた米軍にガ島上陸を許してしまう。これを奪還したい連合艦隊は、陸軍総攻撃に合わせ、新編された第一航空艦隊、第二艦隊を投入。「噴龍」による敵飛行場への先制攻撃に成功し、航空戦力を使用不能とする。ところが、第二艦隊が南太平洋艦隊・ハルゼー中将に動きを読まれ、大戦艦群の砲撃に晒された。もはや万事休す―その瞬間、敵戦艦が突如爆発を起こす。果たして「大和」「武蔵」が間に合ったのか!新戦艦の無限の活躍を描くシリーズ第二巻。
著者等紹介
原俊雄[ハラトシオ]
1964年、大阪府生まれ。龍谷大学卒業。2005年に作家デビュー。デビュー作『史上最強の艦隊』など、ベストセラー多数。本格派の戦記シミュレーション作家として活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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