内容説明
将来一人のために一生を捧げる女たちが集められた場所、大奥。それはやがて、幕府をも動かす大きな力を備えていく。徳川幕府とともに二百年余りの歴史を誇った大奥の最後に君臨したのは十三代将軍の御台所、天璋院篤姫そのひとだった。大奥、そして天璋院篤姫の真実がこの一冊で明らかになる。
目次
第１章 「大奥」の真実（篤姫も入った大奥と江戸城の姿；大奥の広さとその通用門；将軍の一日の過ごし方；将軍の毎日の食事；大奥の始まりと、春日局の役割 ほか）
第２章 「篤姫」の真実（篤姫の誕生と幼少時の姿；幼少のころの篤姫の才覚ぶり；やはり幼少のころより島津斉彬にも才覚があったのか；女が確りしていれば大事は大丈夫と篤姫が感じたとき；お由羅騒動と斉彬の藩主就任のつながり ほか）
著者等紹介
清水將大［シミズマサヒロ］
１９４３年、東京生まれ。法政大学卒業。実父は劇団民藝の清水將夫。その後、本姓は服部となる。編集者生活が長く、廣済堂出版部長を経て、天山出版代表就任。その後、アートブック本の森を主催。その間に数々の単行本ヒット作を生み出す（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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