内容説明
GHQ支配下にあった終戦後の日本で吉田茂首相の懐刀として活躍。GHQをして「唯一従順ならざる日本人」と言わしめた男、白洲次郎。どうしたら彼のような男になれるのだろう。
目次
第1章 プリンシプルを確立させた頃より(「プリンシプルを持って生きれば、人生に迷うことは無い」;「他の人には幼稚なものかもしれんが、これだけは死ぬまで捨てない」 ほか)
第2章 対米交渉の日々より(「吾々の時代にこの馬鹿な戦争をした責任をもっと痛烈に感じようではないか」;「東京は数年にして灰燼に帰すだろう」 ほか)
第3章 経済復興に尽くす日々より(「日本人が事態を甘く見過ぎているということ」;「人様に、しかられたくらいで、引っ込むような心臓は持ち合わせがない」 ほか)
第4章 ゴルフ・車・料理etcより(「PLAY FAST」;「ゴルフの上手いやつにろくなやつはいない」 ほか)
第5章 妻と家族の終の棲家より(「正子、貴方は私の霊感の泉であり理想の女性の中の究極な人だ」;「ネクタイを締めないで失礼」 ほか)
著者等紹介
清水將大[シミズマサヒロ]
1943年、東京生まれ。法政大学卒業。実父は劇団民藝の清水將夫。その後、本姓は服部となる。編集者生活が長く、廣済堂出版部長を経て、天山出版代表就任。その後、アートブック本の森を主催(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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