内容説明
星陽暦1943年、神聖ドイツ帝国はヨーロッパをほぼ制圧し,アメリカ本土に本拠地を移し破竹の快進撃を続けていた。米英仏日の連合軍は崖っ淵に追い込まれ滅亡の危機に瀕していた。この劣勢を挽回すべく日本は潜水艦にして空母、さらには戦艦の機能をあわせ持つ「信長」の完成を急いでいた。その巨大さは大和をしのぐ排水量10万2千トン。主砲は52センチ3連装15門、艦載機は戦爆攻あわせて100機を数える、海軍軍人には夢のような戦艦だった。海軍の虎の子たるこの船を一介の中尉が乗っ取った。彼の名は織田信長。超潜空戦艦を発想し製造にたずさわった男だ。この快男児が神聖ドイツ帝国に必殺の牙を剥く。痛快戦記シミュレーション。