出版社内容情報
出したら出しっぱなし、開けたら開けっぱなし。次から次へと新しいこと、楽しい事に夢中になっちゃう、ちらかしさん。ひとつ、ひとつなんでも丁寧。いつもやさしく落ち着いて、みごとな片づけっぷりの、おかたしさん。でもふたりはいつも一緒。お互いが必要で、大好きなのです…。
内容説明
あっちにポイ、こっちにポロリのちらかしさん。あっちをピカピカ、こっちをビシッ!のおかたしさん。なかよしのふたりのとびきりゆかいなものがたり。
著者等紹介
ふしみみさを[フシミミサオ]
伏見操。1970年、埼玉県に生まれる。英語、フランス語の子どもの本の翻訳を、200冊以上手がける。オリジナル絵本作品は、本作が初めて
コックス,ポール[コックス,ポール] [Cox,Paul]
1959年、フランスのパリに生まれる。1年間英語教師をしたあと、独学でアーティストに。絵画、ポスター、デザイン、舞台装飾と衣装、インスタレーション、絵本など、分野を越えて国際的に活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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seacalf
49
ちらかしさんの凄まじい散らかしっぷりに茫然。その分、おかたしさんの懐の深さに感じ入る。そうだよなあ、いちいち目くじらをたてるよりも一緒に楽しんだ方がいいよね。性格が正反対なのに終始仲良しなのが微笑ましい。作り手のふしみさんは戸棚は開けっぱなし、靴や靴下を左右違うものを履いてしまうちらかしさんタイプ、絵を担当しているポールさんは几帳面タイプで真逆なのも面白い。2人がそれぞれ飼っていた黒猫とラブラドールが毎ページに出てくるのも楽しい。2023/06/21
ほんわか・かめ
21
ちらかしさんが自由奔放過ぎて、おかたしさんのほうがなんだか分が悪い印象。いや、ホントに、当人同士が幸せなら全然良いのよ?おかたしさん、とっても楽しそうだしね。お互いがお互いをまるごと好きなんだね。でも私は、ちらかしさんの食材に対する扱いが雑なのが嫌だなぁ。〈2023/教育画劇〉2023/10/23
しぃ
19
絵がオシャレ。わたしはどっちかというとおかたしさんなので、ちらかしさんの無邪気っぷりが腹立たしいよ?おかたしさんの懐無限大だな!2023/07/13
ヒラP@ehon.gohon
13
【再読】大人のための絵本2023/11/12
たーちゃん
11
息子は「あなたが散らかしているからおやつが食べられないんだよ」とか「この散らかす人とは絶対に一緒に住めない!」などと言っていました。そういう息子だって片付け苦手なんですけどねw2025/02/11