出版社内容情報
古びた伝言板に「あいたい」の文字をみつけたうさぎ。こりすやくまくんと「だれにあいたいんだろう?」と話していると、いろんな動物たちがやってきて……。
内容説明
でんごんばんにかかれていたのは“あいたい”のもじでした。
著者等紹介
宮野聡子[ミヤノサトコ]
1976年、東京都生まれ。女子美術短期大学情報デザイン科卒業後、グラフィックデザイン会社、子どもの本専門店の勤務を経て、絵本作家となる。『いちばんしあわせなおくりもの』(教育画劇)で第7回リブロ絵本大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
satomi
26
会いたい相手には会いに行こう!と思った。2022/08/24
ヒラP@ehon.gohon
24
伝言板に書かれた「あいたい」という言葉から、お話が始まります。 前の文字が消えています。 文字を推測しながら、動物たちが、自分の会いたい人を思い浮かべる温かい絵本です。 しかも「ぜってたい」会いたい人を考えると、心が解放されていくような気持ちになりました。 逆に「あいたくない」を浮かべたら、心の防御スイッチが入ってしまいました。2023/01/17
うー(今年も遅くなります)
21
〈絵本〉『あいたい』と書かれた伝言板を見て、会いたい相手を思い浮かべみんなは切ないムードに。それを吹き飛ばすかのように現れた小さな渡り鳥。小さな体から溢れ出す『仲間たちに絶対にあいたい!』。良いね!前を向くパワーを貰えた。2023/03/29
ひめぴょん
19
日本読書感想画指定図書ということで本屋にならんでいました。題名が気になってかりてみました。意外に早く手元に来ました。 もりのきゅうけいしょのけいじばんに前半が消えた「あいたい」の文字を動物たちが話題にしてお話しする本。遠くにいるともだち、かぞくにあいたい気持ちを思い出す。うみのむこうのなかまにぜったいあいたいという強い意志を持つわたりどり。あいたいだれかはとなりにいることもある。 もりのどうぶつたちにとっては誰かとコミュニケーションをとるためには会うという手段のみになるのだろう。人間の世界では、手紙、メー2023/07/28
杏子
14
会いたい人に会えますように!そんな暖かい気持ちがあふれてくる絵本。海をこえて、山をこえて、野をこえてたくさんのみんなが会いたい人に会えますように。私も、絶対に会いたい人の顔が浮かんだよ。西日本読書感想画指定図書中学年向け。動物たちの心あたたまる会話が愛しくなる。2023/05/22