- ホーム
- > 和書
- > 児童
- > 読み物
- > 怪談・おばけ・ホラー
著者等紹介
大庭桂[オオバケイ]
児童文学作家。日本児童文学者協会会員。神職。毎日児童小説最優秀賞、長塚節文学賞大賞、海洋文学大賞などを受賞
山科理絵[ヤマシナリエ]
1977年、千葉県生まれ。武蔵野美術大学造形学部日本画学科卒業。和紙に日本画の岩絵具や墨等で描き、古風でありつつ現代的なセンスを放つ絵は人気が高い
よしむらめぐ[ヨシムラメグ]
1973年、大阪府生まれ。大手前女子大学(現在の大手前大学)文学部美学美術史学科卒業。元美術教員。ゆうゆう絵本通信講座で絵本づくりを学ぶ。白泉社第7回MOE創作絵本グランプリでグランプリ受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
モモ
47
今回は江戸時代。雪女・おいてけ堀・小袖の手・のっぺらぼう・天井なめ・二口女・ろくろっ首・疫病神。雪女は初めて読む話。眠っている間に凍死させるのではなく、顔見知りなのが印象的。小袖の手は着物にやどった持ち主の愛着からくる怖さ。のっぺらぼうは、ぱかっと顔の面を外す話は初めて聞く。二口女は夫の連れ子をいじめて殺した女の頭にできた二つ目の口。それにより起こる悲劇が悲しい。疫病神は村の入口の守り神「道の神」が大事にされているところは結界があり入れない。今回もなかなか楽しめました。2021/06/15