内容説明
朝のみそ汁、たきたてご飯、給食に、ラーメン屋さんに、うどん屋さん、あんなとこにもこんなとこにもゆげゆげ~!元気でかわいい湯気たちが立ちのぼって、世界中があったかく見えてくるステキな絵本!
著者等紹介
さいとうしのぶ[サイトウシノブ]
1966年大阪府堺市に生まれる。嵯峨美術短期大学洋画科卒業。テキスタイルなどのデザイナーを経て、インターナショナルアカデミー絵本教室に学ぶ。現在、絵本創作を続けながら、手作り絵本を広める活動をしている。『子どもと楽しむ行事とあそびのえほん』(文・すとうあさえ/のら書店)で第55回産経児童出版文化賞ニッポン放送賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
gtn
36
長年、水割り等湯気の出ない物を愛飲してきたが、病気になって以来、味噌汁の湯気を珍重するようになった。2020/09/15
yumiha
35
『あっちゃんあがつく』(さいとうしのぶ)がお気に入りなので、本書をチョイス。地獄の釜の湯気はノーサンキューだけれど、ホッとくつろぐひとときには、たいてい湯気が付いてくる。「ゆげ~」と音を伸ばしているのは、立ち昇る様子を表している?2020/09/17
anne@灯れ松明の火
28
オンライン講座で、作家さんが読んでくださった。ラーメン屋さんで、思いついたそうだ。湯気を描くのが難しく、あれこれ試した挙句、トレーシングペーパーに顔を描いて貼ったという。読む前に、「ゆげゆげ~」のところでは、「手を挙げて揺らしてね」と、参加を誘う。参加型になると、楽しさが倍増するものね。湯気は美味しい食べ物には付き物。意外な湯気もあって、ドッキリしたり、ほんわかしたり。冬に読みたい絵本♪2024/07/16
ヒラP@ehon.gohon
28
考えてみると、自分の回りには湯気がいっぱいです。 知らない間に、さいとうしのぶさんのユーモラスな湯気に、包み込まれてしまったような感じがしました。 小さい子でも想像力を膨らませさせやすい絵本です。 読み聞かせだけでなく、身の回りの湯気について会話が弾みそうに思います。2019/05/23
りーぶる
26
さいとうしのぶさんの絵、大好きです。ゆげゆげ~がリピートされる絵本。娘も「湯気」を分かってきているので、家のあちこちで湯気を見つけては「ゆげゆげ~」この季節なので、湯気にも限界があるのだけれど、嬉しそうにしている娘を見ているとついつい余分に温めてしまう・・・。(2歳11か月)2019/06/12
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