内容説明
ぼくのもってるふしぎな「すっぱりめがね」。このすっぱりめがねをかけてのぞくと、なんでもすっぱり。なかみがみえるんだ。きみにもすこしみせてあげる!
著者等紹介
藤村賢志[フジムラケンジ]
アニメーション制作会社で作画の経験を積み独立。数年のフリーランス活動を経て株式会社リトマスを設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
シナモン
157
自分が老眼なので、かけるとはっきり見えるめがねかと思ったら違った。すっぱりと切った物の断面が見えるんだな。おにぎりの中身、お茶が入った急須の中、腕時計の中の細かい歯車とねじ…どれも細かく忠実に描かれています。最後の巣箱とぼくのおうちの一捻りになるほど、でした。2020/10/03
♡
52
メガネが好きな人や藤村賢志さんの作品が好きな人にオススメの1冊です!娘ちゃんは、すっぱりめがねが欲しい様子。息子くんは、娘ちゃん(姉)の反応に反応して、引き込まれている様子。ママは、斬新な発想にあっぱれ!そして、自分自身の身体をすっぱりめがねで見てみたい‥笑。親子で一緒に仲良く、すっぱりめがねをかけたくなる素敵な絵本です!藤村賢志さんの他の作品を読んでみたくなります。2023/04/10
seacalf
46
表紙のインパクト。棚やラックに陳列されてたら、興味津々、どうしても手に取っちゃう。最近発行された絵本だけど、取り扱っている題材が何故だかすべて昭和ちっく。でも面白い。『ヒミツがまる見え!「おいしい!」の断面』を思い出してしまう。あれもかなり楽しかった。もっともっと断面が見たくなるなあ。2017/10/27
booklight
45
画力だなぁ。イラストでしっかり描くことで説得力が高くて見入ってしまう。食べたものがどう変わっていくか、このめがねで見たいような、見たくないような。『ふしぎなナイフ』的なリアルな絵の不思議さや岩明均の『七夕の国』的な切断の切れ味を思いだしました。2021/12/18
鱒子
44
図書館本。「すっぱりめがね」をかけると、なんでもすっぱり なかみがみえます。切る前と 切った後を何度も見比べてしまいます。読み聞かせにもぴったりな本。すっぱりめがね 欲しい(*^ω^*)2017/10/19