著者等紹介
風木一人［カゼキカズヒト］
１９６８年東京都生まれ。絵本作家・翻訳家
西村敏雄［ニシムラトシオ］
１９６４年愛知県生まれ。東京造形大学デザイン科卒業。インテリアとテキスタイルのデザイナーとして活躍後、絵本の創作を始める。『うんこ！』（サトシン／作 文溪堂）で第１回リブロ絵本大賞、第３回ＭＯＥ絵本屋さん大賞など多数受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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Kawai Hideki
83
牛がのっしのっし歩くと、子供や猫や狸が「のせて」と言うのでのせてあげるお話。松谷みよ子の「のせてのせて」を彷彿とさせるストーリーだが、面白いのは、みんなをのせている牛が「ぼくも・・・のってみたいなあ」とつぶやくところ。おかげで、乗っていたみんなはえらい目に遭う。自分のバリューを改めて印象づけたわけだ。うまい。2015/06/27
nakanaka
79
西村敏雄さんのイラストは独特の雰囲気があって好きです。作者は風木一人さんという方。特に何が起こるわけでもありませんがほんわかした優しい印象のストーリーが西村さんの絵と合っています。次男坊は気に入ったようでした。うしのもーさんの包容力が素敵です。個人的には「おでこにひゅっとかぜがふく。」のフレーズが気に入りました。2016/04/18
♪みどりpiyopiyo♪
50
これまた ちょっととぼけた絵本を読みました。のんびりおおらかで 気のいい もーさん。のっしのっしと歩いて行くと… ええっ！？ もーさんも！？ ■ 風木一人さんの、素朴でチャーミングな言葉のくりかえしが楽しくて、西村敏雄さんの描く もーさん のゆったりした姿もいい感じ♪ ■動じない もーさん、今日も楽しいお散歩でした ( ' ᵕ ' ) （2015年）2020/02/07
フユコ
38
ぼくはちからもちからの ぼくも乗ってみたいなぁは可愛い。乗っかってる時の牛の顔が1番すきです。2022/12/26
ヒラP＠ehon.gohon
29
大きくて、力持ちで、やさしい牛のもーさんは、誰でも背中にのっけてあげます。 次第に背中のお友達が増えていきますが、もーさんは平気平気。 でも、みんなが楽しそうにしているので、自分も乗せてもらう側になってみたくなったんですね。 決して意地悪ではありません。 おおらかな牛のお話ですが、立場が変わった時のことを経験するのも貴重かも。2021/04/03
