内容説明
おべんとうのなかみはどこからくるの?そこにつまっているいのちのものがたり。
著者等紹介
堀川真[ホリカワマコト]
絵本作家。1964年、北海道紋別市生まれ。弘前大学農学部を卒業後、旭川で美術、木工を学び、創作活動に入る。1992年、「じかきむしのぶん」(作・松竹いね子/福音館書店)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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クリママ
40
お弁当を作りながらお母さんが話をする。海の植物プランクトンから始まって、いのちをいただくということ。水と塩以外、食べ物はみんな生きているもの。そのことを忘れずに、好き嫌いせず、残さず、しっかり食べてほしいな。大人も、子供も。2019/07/05
chiaki
31
長女は幼稚園で「たくさんのいのちをいただきます」と言ってお給食をいただいています。優しい挿し絵と、遠足に行くてっちゃんのために作られたお母さんのお弁当から、「たくさんのいのち」の言葉の重みを感じられる一冊でした。私たちはいのちのお裾分けをいただきながら、生かされてるんだなぁ…日常当たり前過ぎておざなりになりがちな「いただきます」も、今日から感謝の気持ちを込めてきちんと手を合わせよう。食育にぴったりの一冊です。2019/03/16
anne@灯れ松明の火
18
旅先の「空とこども絵本館」で。6月環境コーナー、平置き。食事の前に「いただきます」って言うのはなぜ? 料理してくれた人にだけ言うこと? いえいえ。もっともっと深~い意味があるんだよ。そんなことをかわいい絵を使って伝えてくれる。いろんな命に感謝して、手を合わせたくなる作品。2013/06/01
退院した雨巫女。
11
《図書館‐新刊》命を頂きながら、弁当を食べてるって事を改めて実感しました。2012/11/09
うとうと
9
再読。読書感想文コンクールの課題図書『どこからきたのおべんとう』を読んだときに、これと似ているなぁと思ったので。 「お弁当にはいろんないのちが詰まっている」 てっちゃんの遠足のお弁当を作ったお母さんが、おかずひとつひとつについて、どうやってここまできたか教えてくれます。 「たべるということは、いのちをたべるということ」 感謝の気持ちを忘れないようにしたい。2021/07/01