出版社内容情報
静岡県の西部に位置する掛川市に
重い病気やつらい症状を抱えた
全国各地の患者さんが訪れる鍼灸院があります。
鍼灸治療や健康指導よって症状が改善された人も多く、
患者さんにとっては「最後の駆け込み寺」的な頼れる存在となっています。
この鍼灸院の院長を務めるのが、
本書の著者である塚本佳和先生です。
7歳の頃に視力が大幅に低下し、
医療ミスによって19歳で両眼とも失明となりました。
また鍼灸学校卒業後に開業した治療院は経営難に陥り莫大な借金を抱え、
自殺未遂を経験するなど、過酷な人生を歩んできました。
しかし、座右の言葉である「努力は裏切らない」という信念を胸に、
度重なる逆境に耐え、多くの人々に出会い、学びを継続してきました。
本書では治療家としての著者の波瀾万丈な人生を振り返り、
様々な人との出会いから得た学び、
そして積み重ねてきた数々の挑戦が綴られています。
治療技術を磨き続けた結果、予約が絶えない繁盛治療院となり、
フルマラソンを完走し、富士登山にも成功し、
東京オリンピックの聖火ランナーにも選出されました。
過去の逆境を「贈り物」と捉え、自身の経験を希望に変える
著者の生きざまをまとめた本書は、
諦めずに努力することの大切さを私たちに教えてくれます。
【目次】
序章 希望から絶望へ
第1章 幼くして経験した数々の試練
第2章 世界一の鍼ドクターを目指して
第3章 自立、そして人生のどん底へ
第4章 多くの患者さんに頼られる鍼灸院
第5章 新たな挑戦が新たな希望の源泉に
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- 和書
- 男を虜にする500の秘密