出版社内容情報
本書のタイトル『加餐』とは
「よく食事して養生すること。身体を大切にすること」
という意味です。
著者は医師として約60年、多くの患者の診療を行ってきました。
本書では著者が長年の臨床研究の中で見出した
がんをはじめとした病気のリスクを下げる
食養生、生活習慣について解説していきます。
これまで開催してきたがん治療に関する
一般市民向け講座においても様々なアドバイスを行い、
健康に良いとされている次のようなことにも
危険性を提示しています。
・生野菜などの新鮮な食品は健康に良い
・牛乳はとても体に良い
・納豆で血液サラサラになる
また従来の医療の常識に対する疑問や
異型血輸血のがんに対する有用性をはじめとした新説について、
時に辛辣に、時にユーモラスな筆致で描きます。
本書を参考に日々の食生活、習慣を見直すことで、
がんなどの病気を遠ざけることができるかもしれません。
ぜひ一度手に取って、ご自身の健康について考えてみてください。
【目次】
序章 文明怪火
第?章 回顧半世紀
第?章 体に良いことは悪い
第?章 生命体問答
第?章 生きとし生けるもの
第?章 生命力の維持と向上
第?章 絶対君主王国
第?章 金科玉条
第?章 発癌物質は河童と喝破
第?章 非癌花の咲く頃
第?章 発癌物質(carcinogen)は不起訴
第X?章 ビバ・アレルギー viva allergy
第X?章 湿度が40%以下に下がると(肺癌の予防措置)
第X?章 文明とIQ(intelligence quotient)
第X?章 病は血から(病血)
第X?章 縮女
第X?章 ウイルス培養国家
第X?章 頭陀袋(ずだぶくろ)
第X?章 魚骨細心
第X?章 双頭の亀頭
第XX章 白と赤
第XXI章 国旗と国語を国粋する
第XX?章 ニコチン・タール物語
第XX?章 重要事項説明書 その1
第XX?章 重要事項説明書 その2
終章 緩急自在
【著者略歴】
岡田錬河(おかだ・れんが)
本名・岡田錬之介。1941年、長野県飯田市生まれ。
東京慈恵会医科大学卒。医学博士。
現在、世田谷中央病院院長。「笑癌講座」を開講、
その独特な切り口で定評がある。著書に『漁人レノーク』(世田谷産業)、
『養生平成訓』、『脱殻の詩』(いずれも講談社出版サービスセンター)、
『牛訓』(文芸社)などがある。
内容説明
加餐(かさん)=食事に気をつけること。癌との闘いに終止符を打つ!詩的に、哲学的に、ある時は傲慢に、辛辣に語る医療論。
目次
文明快火
回顧半世紀
体に良いことは悪い
生命体問答
生きとし生けるもの
生命力の維持と向上
絶対君主王国
金科玉条
発癌物質は河童と喝破
非癌花の咲く頃
発癌物質(carcinogen)は不起訴
ビバ・アレルギー viva allergy
湿度が40%以下に下がると(肺癌の予防措置)
文明とIQ(intelligence quotient)
病は血から(病血)
縮女
ウイルス培養国家
頭陀袋(ずだぶくろ)
魚骨細心
双頭の亀頭
白と赤〔ほか〕