出版社内容情報
今年から日本国内でも開始される見込みの
新型コロナウイルスに対するワクチン接種。
国内外の企業がワクチン開発、製造競争を行っている中で、
私たち日本人はどのワクチンを接種するのが良いのでしょうか。
本書ではワクチン・微生物の研究を
40年以上にわたって続けている著者が、
免疫の仕組み、ワクチンが効く仕組み、
そして数多くあるワクチンの種類と特徴、
今考えられる最も適切なワクチンについて解説していきます。
これからワクチン接種を考えていくために
ぜひ参考にしてほしい一冊です。
【目次】
第1章 ワクチンは新型コロナウイルス感染症を終息させる希望の光
第2章 ワクチンを理解するために知ってほしい免疫の話
第3章 ワクチンとは何か
第4章 新型コロナウイルスに対して、どのワクチンが有効なのか
第5章 ワクチン後進国から脱却を
内容説明
ファイザー社、モデルナ社、アストラゼネカ社各ワクチンの特徴、接種のメリット、副反応について、40年以上の研究歴を誇る著者が徹底解説。命を守るために、私たち日本人はワクチンとどのように向き合うべきか?
目次
第1章 ワクチンは新型コロナウイルス感染症を終息させる希望の光(新型コロナウイルス感染者は世界で1億人を突破;日本政府の愚策1 なぜPCR検査を拡充しないのか ほか)
第2章 ワクチンを理解するために知ってほしい免疫の話(ワクチンを知るには、まず免疫を理解しよう;体を外敵から守る二重の免疫システム、「自然免疫」と「獲得免疫」 ほか)
第3章 ワクチンとは何か(ジェンナーの種痘の発見から始まるワクチンの歴史;ワクチンで予防可能な病気 ほか)
第4章 新型コロナウイルスに対して、どのワクチンが有効なのか(新型コロナウイルス1 ウイルスの構造;新型コロナウイルス2 ウイルスの侵入と増殖 ほか)
第5章 ワクチン後進国から脱却を(新型コロナウイルス感染症の予防接種;ワクチンの副反応について ほか)
著者等紹介
奥田研爾[オクダケンジ]
横浜市立大学名誉教授。感染症専門医・ワクチン学専門。1971年に横浜市立大学医学部を卒業後、ハーバード大学、メイヨークリニック等でアシスタントプロフェッサー、デューク大学客員教授等を歴任。1983年より横浜市立大学医学部微生物学教授、2001年より同大学医学部長、副学長等を兼任。2010年より同大学名誉教授となり、2012年にワクチン研究所を併設した奥田内科を開院。日本細菌学会名誉会員、緑膿菌感染症研究会名誉会員。日本感染症学会、免疫学会等の評議員、感染症制御専門医。英文原著論文約350編(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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