出版社内容情報
「○○が健康によい」
「△△が免疫力を高める」
テレビ番組で放送されると、その食材はスーパーの棚からいっせいに無くなります。
しかしそれは、ほんの一時のこと。あっという間に終息します。
また、テレビ、新聞、雑誌では、さまざまな健康情報やサプリメントの広告を目にします。
しかし、「各食材や栄養素がどのような仕組みで健康効果を生み出すのか」までは
説明されていないことがほとんどです。
正しい情報が伝えられず、
漠然とした謳い文句に惑わされている人があまりに多すぎる――。
こうした状況を危惧し、筆を執ったのが医師である著者です。
本書は、それぞれの食品にはどんな栄養素が含まれていて、
どのような健康効果が期待できるのか、
そして健康になるメカニズムまで解説。
「抗酸化食品」
「免疫力をアップさせる食品」
「腸内環境を整える食品」
「抗がん作用がある食品」
「脳を活性化させて認知症を予防する食品」を詳しく紹介しています。
約100種類の食品と、60種類を超える栄養素を掲載。
本書が、正しい健康情報を知ることで、
食事から健康になる一助となれば幸いです。
内容説明
何を食べればよいのか?なぜ健康になるのか?がよくわかる本。約100種類の食品と、60種類を超える栄養素を掲載。食品ごとにそれぞれが持つすべての健康増進効果を整理して、各健康食品の栄養素とその健康効果がひと目でわかる一覧表を掲載。
目次
第1部 健康増進のために積極的な摂取が望まれる食品(抗酸化食品―生活習慣病、がん、老化の予防に役立つ食品;免疫力を高める食品;腸内環境を整え、からだ全体の健康増進に貢献する食品;抗がん作用が期待される食品;ロコモ(骨粗鬆症、サルコペニア)の予防、改善に役立つ食品
脳の活性化、認知症の予防、改善に寄与する食品)
第2部 生活習慣病の予防・改善のための食生活の注意(糖尿病の食事療法;高血圧症の食事療法;コレステロール値が高い人のための食事療法;中性脂肪が高い人のための食事療法;高尿酸血症の食事療法)
第3部 各食品の含有栄養素とその健康への貢献能のまとめ(健康に役立つ食品と含有栄養素のまとめ;健康食としての医学的根拠が確立されつつある「地中海食」)
著者等紹介
藤原大美[フジワラヒロミ]
1945年和歌山県生まれ。69年大阪大学医学部卒業。同年より大阪大学医学部附属病院及び市立豊中病院にて内科臨床研修。72年より大阪大学医学部腫瘍医学部門において免疫学の研究に従事。77年医学博士号。同年文部教官助手、82年助教授。78年より3年間米国国立癌研究所留学。82年より大阪大学医学部において、「免疫学」の教育・研究指導に従事。2004年医療法人大織会大織診療所院長、05年同医療法人理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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