出版社内容情報
歯科医院の数は6万8000医院といわれています。
コンビニエンスストアの5万5000店舗より多いというのは、よく知られた話です。
また、日本の人口減少は止まりません。
厚生労働省の推計では昨年の減少数は約45万人とのことです。
患者となりうる母数自体が少なくなっています。
つまり、歯科医院を取り巻く経営環境は今後、
ますます厳しくなっていくことは避けられません。
さて、本書は全編がマンガで、主人公は医院経営で悩む歯科医師です。
「患者が来ない」
「スタッフは働かない」
こうした悩みの解決策として本書で紹介しているのが、ブランディングの重要性です。
自分自身を誰にでもわかるように明確にブランディングすることによって、
求心力ができ、リーダーシップが生まれてきます。
患者やスタッフから「選ばれる存在」になっていくのです。
ブランディングは、持たざる者が成功するための
「弱者の戦略」であり「凡人の戦略」でもあります。
本書のストーリーの舞台は歯科医院ですが、ミッションを明確化し、
リーダーシップを発揮して組織を舵取りするブランディングの手法は、
すべての業種業態に通じます。
歯科医院の院長だけでなく、すべてのビジネスパーソンに読んでいただきたい1冊です。
元スターバックスコーヒージャパンCEO、岩田松雄氏が推薦!
内容説明
患者が来ない…スタッフが来ない…敗者の歯医者が「経営の本質」に気づき、理想の歯科医院を目指していくストーリーマンガ。
著者等紹介
廣田祥司[ヒロタショウジ]
1973年北海道生まれ。立教大学大学院ビジネスデザイン研究科修了(MBA)。現在9社の経営に携わる起業家であり、医師、歯科医師、士業、FP、コンサルタント、セラピスト、セミナー講師などをビジョン実現に導く「ビジョナリーコンサルタント」として活動。国内・海外6医院の歯科医院を経営・継承した経験をもとに「ドクターライフパートナー」としてこれまで300人超の医師・歯科医師の人生を総合的にサポート。また、会員制コミュニティ「ビジョナリーズ」を主宰し、自分ならではの価値(=ブランド)をもった起業家がつながり、お互いの価値をシェアすることで日本を元気にする活動を行う
砂糖ふくろう[サトウフクロウ]
東京都出身。2010年のあるきっかけから絵を描き始め、2011年から小冊子漫画、キャラクター制作などを手掛ける。2018年より、スーツをメインとしたジェスチャードローイングの講師として活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。