出版社内容情報
皆さんの骨は健康ですか?
「人生100年時代」と言われるようになりました。
その人生の屋台骨を支えてくれるものは、何でしょうか。
文字どおり、「骨」だと思います。
骨が健康でなければ、歩くことも走ることもできません。
特に、「バックボーン」である背骨が弱ければ、立っていることもむずかしくなってしまうでしょう。それでは、とても健康に生き切ることはできません。
骨は、免疫機能や認知機能にも影響を与えている臓器とも言われており、
まさに骨は、人体の要かなめの臓器だったのです。
本書では骨をテーマに、人生100年時代をいかに生き抜いていくか、
少しでも皆さんのヒントになればと思っています。
内容説明
寝たきり、ロコモにならないために知っておきたい「骨密度+10%アップ法」の最新情報を全公開!骨粗鬆症(圧迫骨折)、治りにくい関節の病気の予防・治療から、骨を健康にする食事・運動の秘訣、そして、近未来の骨再生医療の話題まで―。
目次
序章 「人生100年時代」を自分の足で歩むために
起章 骨は健康長寿のペースメーカーだった!
承章 骨粗鬆症を予防するために
転章 骨にまつわる病気について
結章 Let’s Try!骨年齢を10歳若返らせる食事と「骨トレ」
夢章 骨の近未来医療を考える
著者等紹介
小林直哉[コバヤシナオヤ]
細胞組織工学に立脚し、「細胞レベルで考える新医療」を応用しながら、従来の中小病院のイメージを刷新する、地域で生きる患者さんの立場に立った真に機能する地域医療を実践している医師。1987年、岡山大学医学部卒業。1992年、岡山大学大学院医学研究科修了(医学博士)。岡山大学医学部外科学第一講座を経て、米国ネブラスカ州立医療センターにて臓器移植や再生医療に従事。岡山大学時代、万能細胞から肝細胞、インスリン分秘細胞、骨細胞の分化誘導を行い、再生医学の研究開発に携わった。2008年、岡山大学医学部附属病院第一外科講師として勤務したのち、2010年、岡山西大寺病院院長。2012年より同病院理事長。岡山大学医学部医学科臨床教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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