出版社内容情報
甲状腺の病気は多種多様。『ボクは甲状腺』では、主な9種類の病気の仕組みに加え、甲状腺ホルモンの働きやヨードとの関係などを取り上げました。「人間が生きていく活力の元」と言われる甲状腺とは何か?ドクター甲之介こと山内泰介先生医師がわかりやすく解き明かします。親しみやすいマット和子さんの絵で、甲状腺がぐっと身近な存在に!
内容説明
甲状腺の病気は多種多様。本書では、主な9種類の病気の仕組みに加え、甲状腺ホルモンの働きやヨードとの関係などを取り上げました。「人間が生きていく活力の元」である甲状腺とは何か?ドクター甲之介こと山内泰介医師が、わかりやすく解き明かします。
目次
ボクは甲状腺―甲状腺って何?どこにあって、どんな働きをしているのか知っておきたい。
バセドウ病―「美人病」といわれることもあるバセドウ病。甲状腺ホルモンが過剰につくられています。
橋本病―更年期症状や認知症と間違われがちな橋本病。正確な診断をするためには、まず検査を!
粘液水腫―橋本病などが高度に進んだ甲状腺機能低下症として発症。
無痛性甲状腺炎―甲状腺ホルモンの数値が乱高下!でも、ほとんどの人は治療せずに元に戻ります。
亜急性甲状腺炎―風邪だと思っていたら…。甲状腺にウイルスが入り込んで、亜急性甲状腺炎に。
妊娠性一過性甲状腺機能亢進症―妊婦の甲状腺ホルモン値は、胎児のためには少し高めのほうがいいのです。
腺腫様甲状腺腫―しこりを見つけてもあわてないで!良性だから、そのまま経過をみながら判断を。
自律性機能性甲状腺結節―結節から甲状腺ホルモンが過剰分泌!手術が必要な場合もあります。
甲状腺乳頭がん―がんだからと驚かないで!9割以上は、進行が遅く、命にはほとんど影響しない甲状腺乳頭がんです。
海藻は苦手だ!―甲状腺とヨードの関係は複雑。日本の食生活では不足を心配するより、食べ過ぎに留意すべきです。
甲状腺は賢い!―甲状腺ホルモンは多すぎても、少なすぎてもだめ。適量にするために、何重にもセーフティ・ネットがあるのです。
甲状腺ホルモンの旅―甲状腺ホルモンは働き者。体中のいろいろな細胞を活性化してくれます。
著者等紹介
山内泰介[ヤマウチタイスケ]
医療法人山内クリニック理事長。伊藤病院(東京都渋谷区)非常勤。日本甲状腺学会認定専門医、日本外科学会外科専門医、内分泌外科専門医。愛媛大学医学部卒業。野口病院(大分県別府市)、東京女子医科大学内分泌外科(現・第二外科)、伊藤病院で内科・外科を問わず甲状腺の総合診療にあたる。平成6年山内クリニックを埼玉県川口市に開設、平成24年甲状腺診療の医療水準を上げるため甲状腺疾患専門クリニックとして埼玉県さいたま市(大宮)に移転し、埼玉医科大学総合医療センター(埼玉県川越市)内分泌・糖尿病内科客員准教授を兼任。メディア出演多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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