出版社内容情報
日本におけるメンタルトレーニング研究・指導のパイオニアとして、日本の経営者、ビジネスマン、トップアスリートの能力開発に多数携わってきた西田文郎氏は「人生の大チャンスは60代にこそある」と説く。
「60代までは組織のため、家族のため、生活費を稼ぐための人生」かもしれないが、「60代以降は自分のための人生」になる。経験、能力は若い頃よりも備わっているし、豊かな人間関係もあるわけだから、それらを強みにして生かせばどの世代よりも自由に生きられる、というわけだ。
しかし実際は、60代になると多くの人たちがチャレンジしなくなる。
その要因は自分の脳にある。
「シニアだから」「もう年だから」という世の中の常識に囚われて夢や願望を描けなくなるのだ。
では、どうしたらよいのか。
本書では「第2の人生」をうまく生きるための<西田流「上手な脳の使い方」>を伝授する。60代からをワクワク生きたい人は、ぜひ、この本を読んでほしい。自分らしい生き方がきっと見えてくるはずだ。
〈「60代のチャンスを生かす人」の「脳の使い方」のコツ〉
●シニアのイメージに囚われるのをやめる。
●組織から個人へと考え方をシフトする。
●毎日を楽しみ、新しいことにチャレンジする。
●自由で大胆な発想をしてみる。
●間違った辛抱はやめる。
●これまでの人生を振り返ってみる。
●「自分の強み」を6つ書き出してみる。
●自分を評価して、もっと好きになる。
●これまでの人生での人間関係を思い返してみる。
●特技やスキル、知識や経験などを後輩や若い人たちのために役立てる。
●「第2の人生の計画書」をつくる。
●いい齢をしてまだすねをかじっている息子や娘がいたら自立させる。
●「もう、年だ」という思いが浮かんだら「いやまだ、〇歳じゃないか」と言い換える。
●「はぁ?」「疲れた?」などの年寄り言葉が出たら、「すてき」「楽しい」などの元気になれる言葉に言い換える。 etc.
内容説明
60代からの第2の人生は、会社や組織のためでなく、100パーセント自分のために生きる生き方なのです。
目次
第1章 老いは錯覚である
第2章 人生の変わり目は六十歳にやってくる
第3章 六十歳になったら、もう反省はいらない
第4章 六十代には「強み」がある
第5章 死が近づくと見えてくる「本当の自分」
第6章 六十歳からのラストチャンスの生かし方
著者等紹介
西田文郎[ニシダフミオ]
株式会社サンリ会長。西田塾塾長。西田会会長。天運の会会長。JADA日本能力開発分析協会会長。1949年生まれ。日本におけるイメージトレーニング研究・指導のパイオニア。1970年代から科学的なメンタルトレーニングの研究を始め、大脳生理学と心理学を利用して脳の機能にアプローチする画期的なノウハウ「スーパーブレイントレーニングシステム(SBT)」を構築。国内のスポーツ、ビジネス、受験、その他多くの分野に、科学的、実践的なメンタルマネジメントの導入を行い、絶大な成果をあげる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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