内容説明
三千年の歴史の中で自然の恵みを基として培われた漢方医療。医療情報過多の現代をむかえ、あるべき医療の姿・考え方・想い…。その全てをまとめた、二四の珠玉の逸話集。
目次
東洋医学に学ぶ健康づくり―体のバランスを整え、自然治癒力を高める
漢方医学は「全身医療」―自然からの恵みを受け、真の健康を目指す
メタボ対策にも漢方を―新陣代謝などを促し、皮下脂肪を燃やす
「証」は診断の物差し―漢方医学独自の診断法
腸の滞りを改善―食物繊維をとり、適度な運動が必須
高齢化社会と漢方―苦痛を和らげて、生活の質を高める
不安神経症の周辺(1)リズムをつくる陰陽の気の交代
不安神経症の周辺(2)更年期の諸症状、片頭痛とも関連
食養生の知恵(1)「地産地消」を心がけ、生きる力を活性化
食養生の知恵(2)体質や症状ごとに、適した食材を知る〔ほか〕
著者等紹介
佐藤巳代吉[サトウミヨキチ]
医学博士。医療法人陽明会佐藤内科医院理事長。1930年北海道に生まれる。1956年昭和薬科大学卒業。1961年弘前大学医学部卒業。1971年弘前市に内科医院を開設。漢方医学は伊藤清夫、小倉重成、寺師睦宗の諸先生に師事。1984年弘前市医師会理事就任(公害産業医委員会担当)。リンゴの花粉症について研究し、漢方薬投与で成果を上げている。現在、東西両医学の長所を取り入れた診療を行いつつ、東洋医学の教育指導に多忙な日々を送っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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