内容説明
不登校・ひきこもり・家庭内暴力などの問題を抱えた子供を立ち直らせてきた40年のキャリアを持つ著者が悩める母親に送る熱く優しい応援メッセージ!お母さんが「わが子を助けたい!」と思った時に読む本。
目次
第1部 親だからできる、小さいけれど大切な10のヒント(母性と父性の役割をしっかり果たす;不登校は芽のうちに摘む;子供が共感できる話でコミュニケーションをとる ほか)
第2部 ケース別改善事例紹介(ひきこもり;家庭内暴力;高校中退 ほか)
第3部 青少年育成クラブの取り組み(メールでの相談事例;クラブ生の手記―青少年育成クラブで学んだこと;青少年育成クラブでの子供たちの生活―子供に出会ってからクラブを巣立つまで ほか)
著者等紹介
伴茂樹[バンシゲキ]
心理カウンセラー。不登校、ひきこもり、家庭内暴力などの問題を解決するために、全国から青少年を預かり、私塾を営むこと40年以上に及ぶ。教育の中にゴルフを取り入れるというユニークな方法で、立ち直らせた子供は1000人以上という実績を持つ。現在青少年育成クラブで子供たちの教育指導を行っている
佐藤和子[サトウカズコ]
実践教育カウンセラー。カウンセラー歴30年。青少年育成クラブ東京連絡所の相談を一手に引き受け、長くに渡り相談窓口となっている。その優しさあふれるアドバイスから保護者の信頼も厚い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ラーメン小池
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子どもの「心」をいかにしてつかみ、そして親の「心」をいかにして入れてあげるか、筆者らのスクールでの経験から述べた本。スクールでの特徴は身体を動かす、マナーを身につけさせるためゴルフを取り入れていることなど。印象的な内容として、①食事を作っていれば子どもは帰ってくる、②子どもの教育は親の自覚から始まる→様々な選択を迫られる場面で大事なのは親の決心・覚悟、③高校中退の一番の理由は勉強について行けないこと→本音を聞き出すこと、④高校中退した子に向かって「大学に行きたいか?」と聞くことで人生が変わる例があるなど。2014/08/15
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