内容説明
ガン医療とは、ガンを治すのではない、ガン患者を治すのだ。骨転移ガンなど難治ガンの臨床例を多数掲載。ガンの進行が止まる。ガンと共存できる。西洋医学と抗ガン食品を併用する画期的療法。
目次
第1章 現在のガン医療は、本当に患者さんのためになっているのか?(外科医として無力感を噛みしめた日々;初期のガンにのみ有効な切除手術 ほか)
第2章 「ガンを治す」のではなく、「ガン患者を治す」医療を目指す(免疫療法に懐疑的な医師が多い理由;ガンになりやすい白血球と、なりにくい白血球のタイプがある ほか)
第3章 長期不変も含め、有効率46.1%を達成した新免疫療法の実際(ガン細胞撃退のカギを握るインターロイキン12;免疫システムはどのようにしてガンを排除するのか ほか)
第4章 希望を捨てずに立ち向かい、転移・末期・難治性ガンを克服(16歳の脳腫瘍/摘出不能といわれた腫瘍。新免疫療法にかける;肺小細胞ガン/最もタチの悪いガンにも希望があった ほか)
第5章 新免疫療法の併用で「普段の生活」を続けながらガンと闘う(やはり外来で治療するのが理想的なガン治療;主治医の理解と協力を得るのがベスト ほか)
著者等紹介
八木田旭邦[ヤギタアキクニ]
医学博士。1944年、岩手県生まれ。70年、慶応大学医学部卒業。同年、慶応大学外科学教室入局。社会保険埼玉中央病院外科医長。1976年、杏林大学第一外科講師、1995年、同大学付属病院保健センター長、同大学助教授などを経て、在職のまま97年、オリエント三鷹クリニック開設、98年、近畿大学腫瘍免疫等研究所教授。外科医として患者の治療に当たるかたわら、厚生労働省「難治性炎症性腸管障害に関する調査研究」班の班員などとして活躍
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