内容説明
中高年の３人に１人が悩まされているひざの痛み。そのほとんどが変形性ひざ関節症だが、医者に行っても、湿布薬を貼る程度のことしかしてもらえないのが現実だ。変形性ひざ関節症の治療に内視鏡手術という安全、確実な手法を導入し、画期的な成果をおさめている著者がおくるひざ痛対策の決定版。
目次
序章 いままでの治療では治らない（人生の楽しみを半減させるひざの痛み；なぜ、ひざの痛みは治らないのか）
第１章 あなたのひざは、なぜ痛む（酷使されているひざの関節；「変形性ひざ関節症」とは何か ほか）
第２章 痛みを根本から断つ画期的治療法（「関節鏡治療」とは何か；なぜ、関節鏡療法は普及しないのか ほか）
第３章 安全、確実な関節鏡治療の実際（平均所要時間、一人一五分；重要な麻酔のかけ方 ほか）
第４章 自分でできる「予防」と「治療」（安静よりも適度な運動で筋肉を鍛える；リハビリは治療の一環 ほか）
著者等紹介
陳永振［チンエイシン］
医学博士、元帝京大学医学部助教授。昭和１１年、台湾生まれ。台湾大学医学部を卒業後、同大外科講師、台湾鉱工病院院長などを勤め、４８年に研究のため来日。東京大学医学部大学院を修了後、帝京大学医学部整形外科講師・助教授などを経て、平成元年都内に「永振クリニック」を開設、関節鏡治療の第一人者としての評価を得る。この間、国際関節鏡学会理事、日本関節鏡学会理事などを歴任
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