金子文子反逆の思想―「人間の絶対平等」を求めて

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金子文子反逆の思想―「人間の絶対平等」を求めて

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  • サイズ 46判/ページ数 256p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784774408804
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0095

内容説明

没後一〇〇年。金子文子はなぜ自死したのか?『何が私をこうさせたか』を文学研究の手法で読解し、その末期の思想に迫る。新たな文子像が浮かび上がる。「私は私自身を生きる」

目次

序章
1 『何が私をこうさせたか』を読む(父と母;山村の生活;朝鮮での日々;上京まで;東京生活)
2 『何が私をこうさせたか』その後(『獄窓に想ふ』と『啄木選集』;マックス・シュティルナーの「唯一者」の思想;アルツィバーシェフ「復讐」の思想;末期の思想;人間の絶対平等とジェンダーフリー)

著者等紹介

安元隆子[ヤスモトタカコ]
1957年、静岡県生まれ。立教大学大学院文学研究科日本文学専攻博士前期課程修了、名古屋大学大学院国際言語文化研究科日本言語文化専攻博士後期課程単位取得退学、博士(文学)。日本大学国際関係学部教授を経て、同・特任教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ナオミ

0
没後100年。獄中手記を驚異的筆力で理路整然とした主張を20代にして書き上げた燃えるような女だと思っていたが、年相応の未熟さが浮かび上がる。虚栄心に塗れた人間を憎みながら自分自身の虚栄心を告白するところ、性に流された経験、失恋した傷付き、シュティルナールソー啄木に影響を受けて表現オマージュしちゃうところなど恥ずかしいイタさを様々な文献から考察され詳らかにされて可哀想な気もするが、本質的に反逆心の末に絶命した人に違いない。個人的には文子が伊藤野枝の元夫、辻潤が訳した本を読んでいたという繋がりが胸アツである。2026/05/21

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