内容説明
国際連合とハンセン病、双方は一見無関係にみえるが、国連による、人権問題としてのハンセン病に対する取り組みは、この15年で着実に進んできた。その経緯をたどり、さらなる人権保障の実現にむけた展望を探求する。国際人権法の観点から、ハンセン病問題に迫る。
目次
第1部 国連特別報告者とハンセン病問題(研究の目的と意義・対象と方法;国連の取り組み―その推移と概要;「原則及びガイドライン」の概要;ハンセン病問題特別報告者の活動と機能;ハンセン病問題特別報告者の報告書 ほか)
第2部 資料編(ハンセン病患者・回復者及びその家族に対する差別撤廃に関するワーキング・ペーパー;ハンセン病患者・回復者及びその家族に対する差別撤廃のための原則及びガイドラインの草案;ハンセン病患者・回復者及びその家族に対する差別撤廃のための原則及びガイドライン;ハンセン病患者・回復者及びその家族に対する差別撤廃のための原則及びガイドラインの実施に関する研究;ハンセン病患者・回復者及びその家族に対する差別撤廃に関する特別報告者の報告書 ほか)
著者等紹介
木村光豪[キムラミツヒデ]
1964年、大阪市生まれ。大阪大学、関西大学、神戸芸術工科大学、東京福祉大学の非常勤講師。博士(法学)。大阪市立大学文学部史学地理学科卒業、龍谷大学大学院法学研究科法律学専攻修士課程修了、関西大学大学院法学研究科法学・政治学専攻博士後期課程修了。専門は、国際人権法、法社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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