出版社内容情報
「私が私淑する「探しものの魔法使い」が書いた司書の奥義(暗黙知)を公開した本です」(読書猿 『独学大全』著者)
原稿のチェックや論文執筆など、仕事でも趣味でもちょっとした「調べもの」をする際に、キチンと答えを出すにはどうすればよいのか?
国会図書館で15年にわたり、総記・人文科学・「その他」分野でレファレンスサービス(利用者の調べ物相談)に従事した著者が、その実践的な技術を大公開!
これまでほとんど「見える化」されてこなかった考え方や予備知識、さまざまなコツをわかりやすく解説する。
内容説明
原稿のチェックや論文執筆など、仕事でも趣味でもちょっとした「調べもの」をする際に、キチンと答えを出すにはどうすればよいのか?国会図書館で15年にわたり、総記・人文科学・「その他」分野でレファレンスサービス(利用者の調べ物相談)に従事した著者が、その実践的な技術を大公開!これまでほとんど「見える化」されてこなかった考え方や予備知識、さまざまなコツをわかりやすく解説する。
目次
「ググる」ことで、我々がやっていること―世界総索引でアタリをつける
答えを出す手間ヒマを事前に予測する―日本語ドキュバースの三区分
現に今、使えるネット情報源の置き場―NDL人文リンク集
ネット上で確からしい人物情報を拾うワザ―人物調査は三類型で
見たことも、聞いたこともない本を見つけるワザ
明治期からの新聞記事を「合理的に」ざっと調べる方法
その調べ物に最適の雑誌記事索引を選ぶには
索引などの見出し語排列で落とし穴を避ける
Googleブックスの本当の使い方
NDL次世代デジタルライブラリーは「使える」―その注意点とともに
「として法」―目的外利用こそ玄人への道
答えから引く法
パスファインダー(調べ方案内)の見つけ方
レファ協DBの読み方―レファレンス記録を自分に役立つよう読み替える
著者等紹介
小林昌樹[コバヤシマサキ]
1967年東京生まれ。1992年慶應義塾大学文学部卒業。同年国立国会図書館入館。2005年からレファレンス業務に従事。2021年退官し慶應義塾大学でレファレンスサービス論を講じる傍ら、近代出版研究所を設立して同所長。2022年同研究所から年刊研究誌『近代出版研究』を創刊。専門は図書館史、近代出版史、読書史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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