出版社内容情報
内田 麟太郎[ウチダ リンタロウ]
著・文・その他
内容説明
ことばそのものから物語が生まれ、詩が生まれる。ふるさと大牟田、父と二人の母、そして出会った人々のこと。
目次
1 炭鉱の町から―故郷と家族(炭鉱のあった町;ぼくは可愛い;ちんたらラララ ほか)
2 絵本のことば 詩のことば(はじめての絵本、誕生秘話;めったにないことってどんなこと―『こぐまのくーくん絵本』;かあちゃんでござる―『かあちゃんかいじゅう』 ほか)
3 出会った人々(長新太さんに出会ったころ;お空にぽっかり;絵本『はくちょう』をご一緒して―いせひでこ ほか)
著者等紹介
内田麟太郎[ウチダリンタロウ]
絵詞作家、詩人。1941年、詩人内田博の長男として福岡県大牟田市に生まれる。大牟田北高校を卒業し、1960年上京。看板工の傍ら、詩誌『新日本詩人』『潮流詩派』『詩人会議』などに参加し、1971年第一詩集『これでいいへら』を出版。その後、詩誌『表現』(のち『方方』に改名)『騒』『Z´ero』に拠る。一方、1980年初めての童話『たべちゃった』(絵・秋竜山)、1985年初めての絵本『さかさまライオン』(絵・長新太、絵本にっぽん賞)を出して以来、絵本の構成・文を担当する絵詞作家として活躍。2016年に第39回巖谷小波文芸賞、第55回日本児童文芸家協会児童文化功労賞を受賞。2016~2020年日本児童文学者協会理事長を務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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aiaimo`olelo
27
内田麟太郎さんの雑文集。過去の様々なエッセイや寄稿がまとめられているが重複も多く、「注のある日記」とやらは非常に読みにくい構成。 とは言え、内田さんのことをまた少し理解できたきっかけの本となりました。やんちゃでエネルギーに溢れカリスマ性ある人という印象。それ故にか、気の強そうな義母との衝突は避けられなかったことなのかもしれない。内田さんの絵本論はたいへん勉強になり、内田さんのことばに対する姿勢からも学ぶことが多かった(白秋の「この道」など)。山本孝さんへの愛あるけちょんけちょんなこき下ろしには笑いました。2022/12/13
ムーミンママ
4
涙してしまった。。2023/01/21