内容説明
本と本の周辺に生きた有名・無名・逸名の人物たちへのオマージュ。艶本出版に生きたメチャカモン。権力との勝利なき戦いに挑み続けた男の初の評伝。
目次
1(誇り;紅い花;大地震;初手;様相)
2(白足袋;逃亡;人脈;戦陣訓)
3(復活;有光書房;気炎)
4(国貞;起訴;こだわり;艶本につぐ艶本;敗訴)
5(晩年;終わりに)
著者等紹介
備仲臣道[ビンナカシゲミチ]
1941年、朝鮮忠清南道大田に在朝日本人2世として生まれる。1945年、日本の敗戦により帰国、尾道を経て山梨へ。1959年、山梨県立甲府第一高等学校を卒業。山梨時事新聞に入社して記者となる。同労働組合書記長。1969年、同紙の廃刊に伴い失職、2年の空白ののち、いろんな雑業に従事。1976年から18年間、美術団体「貘の会」事務局長。1982年、月刊新山梨を創刊、編集発行人となる。1993年、同誌を134号まで発行して、資金難のため休刊(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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