内容説明
これから働く君たちへ。いま働いている君たちへ。そして、君たちの親や教師たちへ。働きだしたら、どこまでがんばればよいのか?ベストセラー『ブラック企業』の著者が、これからの「働き方」について助言する。中学生から読める!
目次
第1章 僕が人々の働き方に興味を持った理由
第2章 どうしておとなは働くのでしょう?
第3章 働きだす前に、なにを知っておけばいいの?
第4章 まずは「働くルール」を覚えよう!
第5章 アルバイトをはじめる前に
第6章 いざ就職!
第7章 ブラック企業には気をつけよう!
著者等紹介
今野晴貴[コンノハルキ]
1983年、宮城県生まれ。NPO法人POSSE代表。一橋大学大学院社会学研究科博士課程在籍(社会政策、労働社会学)。2006年、都内の大学生・若手社会人を中心にNPO法人POSSEを設立。年間2000件の労働相談を受けている。『ブラック企業 日本を食いつぶす妖怪』(文春新書)で大佛次郎論壇賞受賞。また、同書のタイトルである「ブラック企業」は、新語・流行語大賞のトップ10を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ゆにこ
66
子供が文理選択、将来の仕事、について考えている時期なので参考になればと読んでみました。ブラックバイトの実例が恐ろしかった。命や健康はかけがえなのない物なので、そんな仕事はすぐに辞めて欲しいと親としては思います。2016/06/01
リョウ万代ホーム施主|貯金おじさん
39
中学生を対象に書かれた本でした。高校で初めてバイトをする人に読んで欲しい内容です。ブラックバイトについても少し書かれていました。高校生のバイトだと、店で働く事が多いので気をつけたいのは、店の雰囲気が良いか、常時募集していないか、店長がどういう感じの人かを良く見て貰いたいですね。2016/07/08
清游@草ぶえの丘で森林浴♨︎
6
まず金稼いでからモノを言う2018/08/05
き
4
中高生向けに書かれた労働者の権利と労働法の本。題名は釣りっぽいが、内容は良かった。学校では、労働や経営、労働者の権利、労働者を守るための法律、仕組みについてほとんど教えない。学生のほとんどが将来賃労働従事者になるにもかかわらずだ。正社員の過労死やパワハラも問題だが、社会を知らない学生が主体で、組合などもないアルバイトも問題。 中高生にバイトを始める前に読んでほしい。2018/12/09
みやこ
3
学生が読んだら、夢も希望もない…と落ち込みそうだけど、知っておくにこしたことはない知識です2020/10/30