内容説明
朝鮮併合100年の年に科学技術の分野から、植民地期をめぐる誤った歴史認識を正す試み。
目次
朝鮮近代科学技術史研究への視点―まえがきにかえて
開化期の近代科学受容
1860年代における科学技術政策の推移
朝鮮開化派の近代化と福沢諭吉
朝鮮末期近代保健医療体制の形成過程とその意味
牛痘法の政治学―啓蒙された近代か?「近代」の「啓蒙」なのか?
植民地期における科学技術者の形成について
日本統治下朝鮮の高等工業教育に関する一考察―京城帝国大学理工学部の成立との関連で
朝鮮総督府の電発送計画に基づく1930年代初期の朝窒のアルミナ製造研究と朝窒の技術体系
日本窒素肥料興南肥料工場の化学技術体系の分析〔ほか〕
著者等紹介
任正〓[イムジョンヒョク]
1955年大阪に生まれる。1978年朝鮮大学校理学部物理学科卒業。1985年東京都立大学大学院理学研究科物理学専攻博士課程修了。鮮朝大学校理工学部教授、理学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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