内容説明
先端医療の現場では、看護師にも極めて煩雑な技術が要求されており、中にはチームに追従できず離脱するものも少なくないという。そこにどう対応するかは別として、見守りと看取りの心にかわりはない。20年も前に編集されたこの講演集には、看護師でいてよかったと思える事例と言葉が、今もすたることなく息づいている。
目次
知識としての看護とは
二十年後の追記
(私の)看護論との出合い―ウィーンデンバックの看護論を中心に
新しい出発のケア
理論と実践のはざまから
看護の心
看護とは
看護と介護
ハンセン病療養所における看護
茅野タヅ子師長を悼む