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出版社内容情報
「私は心で絵を描く」
草津のハンセン病療養所で、指のない手に絵筆を固定してキャンバスに向かう。76歳の画家・鈴木時治、初の画集。「生きるあかし」としての絵画に詩篇と語りを添えて構成。
画集出版にあたって(鈴木時治)
あとがき(寺島萬里子)
……その頃、ナチスの強制収容所でユダヤ人の女性画家が、ガス室に送られる運命の子どもたちに絵を描くことを教え、一時でも子どもたちに生きる喜びと希望を与えていたという記事を読んだ。二~三人の子どもが脱出に成功しそれを伝えた。それじゃあ自分も絵を描こうと思って描き始めた。(中略)
私は心で絵を描く。私にとって絵を描くことは生きる証。人間としての自分の証明だ。
(画集出版にあたって、より抜粋)
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