出版社内容情報
消しゴムくらいの背丈のぼくの前にそびえる、ノートより高い壁。
どうしてもまっすぐ進みたいぼくは、壁のむこうへ進む方法をいろいろ考えます。
持ってきた道具を使う? 誰かの力を借りてみる?
それとも、壁をこえるための何かを自分で作る? 壁をもっとよく調べてみる?
そう、壁をこえる方法は、ひとつではないのです。
これからの未来をいきる子どもたちには、答えがひとつではない問題に柔軟に挑んでいく、
課題解決力が求められます。
親子でも、授業やワークショップでも使える『このかべどうする?ワークシート』、ミニ紙工作つきで、読んで終わりではなく、考えるきっかけとして活用できる絵本です。
内容説明
消しゴムくらいの背丈のぼく。その前にそびえる、ノートより高い壁。どうしてもまっすぐ進みたいぼくは、壁のむこうへ進む方法をいろいろ考えます。持ってきた道具をつかう?だれかの力を借りてみる?それとも、壁をこえるための何かを自分でつくる?壁をもっとよく調べてみる?そう、壁をこえる方法は、ひとつではないのです。答えがひとつではない課題に挑んでいく、これからの子どもたちのための絵本。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ほんわか・かめ
25
3年生に読み聞かせ。まっすぐに進むと決めた僕に壁が立ちはだかる。この難局をとう乗り越えるか。道具を使う?何かを発明する?誰かに手伝ってもらう?そもそもこれは壁なのか?方法は1つじゃない。君ならどうする?かわいらしい絵で、どの学年でも自分なりの発想ができそう。楽しそうに聞いてくれた。〈2024/くもん出版〉2025/06/10
ヒラP@ehon.gohon
16
目の前に壁が現れたらどうしたら良いのでしょう。 壁の向こうには、自分の知りたい世界があるのです。 壁のにりこえかた、壁の向こうに行ける方法をいろいろと考える絵本です。 子どもたちと一緒に考える絵本です。 問題解決力を育てる絵本です。2025/06/30
なま
13
★ 4 作者は「絵本×学び」をテーマにしたユニット、二歩(にほ)。ブリッタテッケントラップ作 『かべのむこうになにがある?』、レオレオニ作『どうするティリー?』等と同テーマだが考え方が丁寧に文章になっていて幼児や低学年向け。またこの本は、壁の向こう側の世界の事より壁をどう乗り越えるか?という方法や考え方に重点が置かれている。春の草花や昆虫、色々な動物や文具も描かれ名前を言い当てるのも楽しそう。巻末は見開きを壁に見たて、切り抜いて使える「このかべどうする?神工作」付。3分。2025/01/13
のりり
5
絵本。道徳で使える。ずっと真っ直ぐに進みたい僕の前に巨大なかべが立ちはだかっている。そんな時どうする?持っている道具を使う?誰かの力を借りる?アイディアを出して何かを作る?色々な方法があるので試してみよう。2024年。2025/02/03
ありんこ
5
図書館の絵本の本棚から手に取って立ち読みしました。大人になってからでも、大きな壁にぶつかることがあります。そんなときの見方、考え方、発想の仕方を教えてくれる良書です。2024/09/29
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- 和書
- 本朝画人伝 〈巻2〉