出版社内容情報
夏の日、おじいさんと「ひみつのもり」にやってきたあらたは、おじいさんから「はいく」のことを教えてもらいます。秋のもみじ、どんぐりにカラスウリ。冬の落ち葉、池のカモ、雪。里山の季節を味わいながら、思い思いにはいくを詠むふたり。
あたたかくなってきたある日、森には、あたり一面の春が広がっていました。あらたとおじいさんが、そこで見つけたのは……?
竹上妙の描く日本の里山の四季の自然にふれながら、俳句という日本文化の楽しさを感じる絵本です。
内容説明
なつのひ、おじいさんともりにやってきたあらたはおじいさんにはいくのことをおしえてもらいます。「ここはあらたとおじいちゃんのひみつのもりだよ。またはいくをつくりにきたいかい」「うん、きたい」おらたとおじいさんのひみつのもりのいちねんがはじまります。
著者等紹介
柴田晋吾[シバタシンゴ]
1946年東京生まれ。学習院大学経済学部卒業。20代より福音館書店編集者として、『はじめてのおつかい』など多くの絵本を手がけた。現在は絵本作家として活動
竹上妙[タケガミタエ]
1986年東京生まれ。和光大学表現学部芸術学科卒業。木版画作家。『マンボウひまな日』(絵本館)で絵本作家としてもデビュー
本井英[モトイエイ]
1945年埼玉県生まれ。慶應義塾大学大学院博士課程国文学専攻修了。俳人。高校時代に清崎敏郎に師事、その後星野立子、高木晴子に師事。2007年より俳誌『夏潮』主宰。著作に、『虚子散文の世界へ』(ウェップ/第32回俳人協会評論賞受賞)などがある。俳諧道場、鴫立庵の二十三世庵主(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ヒラP@ehon.gohon
奏
遠い日
はね
刹那