感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アナクマ
25
図鑑や生態解説本ではなく、糞虫館館長の一代記。やはり「ルリ」は憧れ、ぜひ訪問したい。虫好きが高じて52歳で脱サラ独立するまでを、人物掘り下げ視点で追う。思ってたより字数は多め。◉奈良公園という日本三大糞虫聖地という育ちの地の利もさることながら、自身の好きを育てて何かに結実させていく過程に注目したい。子ども向けのライフストーリー紹介モノとして「好き・特技をとことんやってみよう」の潮流は好ましい。しかし館長曰く「スタートラインです」のとおり、子どもも大人もいつも何かの途上だ。今日も大いに好きなことをやろう。2020/10/25
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
10
『おすすめ!日本の子どもの本 2022』JBBY選 で紹介されているノンフィクション。 ならまち糞虫館(2018年開館)の中村圭一館長の取材をまとめた本。子どもの頃から好きだったフン虫を、博物館を開館させるまでの道のりと共に紹介。2023/05/02
夢読み
1
子供向けの本だが、一応登録。合気道の道友のご家族が主人公(文中に道友も登場)! 一生のうちに「好きなこと」を見つけ、続けていくのは大事ということを再認識した。「圭一少年」がどちらかというと活動的な人物であることを伝えるためとはいえ、「圭一少年は、勉強が苦手でした」→「京都大学に合格しました」は納得しがたいが(笑)。 ちなみに「糞虫館」はこちら↓ https://www.hunchukan.jp/ 2020/10/21
のらきち
0
奈良市内のホテルロビーにて読了。2024/02/02
さといも
0
鹿のフンが豊富な奈良公園は、フン虫の宝庫だ。幼少の頃からフン虫に魅せられ、奈良町にならまち糞虫館を開いた中村圭一さんの伝記。 虫は苦手だけど、一つの物事に熱中する姿は眩しい。2021/08/21
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- 和書
- 愉快な裁判官