出版社内容情報
歯の正しい知識がわかる絵本のシリーズ。目に見えないけれど口の中にいる、むし歯きんの正体がわかります。小学生になったら、幼児向けの歯みがきしつけ絵本から卒業しよう。歯に関する正しい知識がよくわかる絵本のシリーズです。
『むし歯きんのしょうたい』では、むし歯菌が穴を掘るからむし歯になるのではないことを紹介します。目に見えないむし歯菌は、歯と歯の間にくっついたねばねばのプラークにいるミュータンス菌といいます。ミュータンス菌が糖を食べて出す酸が、歯をとかしてしまうのです。
楠章子[クスノキアキコ]
著・文・その他
ながおかえつこ[ナガオカエツコ]
イラスト
内容説明
むし歯きん、見えないけど、いるのかな?
著者等紹介
楠章子[クスノキアキコ]
1996年「ジャンプ・ジャンプ!」で第45回毎日児童小説・中学生向き部門にて優秀賞受賞。2005年『神さまの住む町』(岩崎書店)でデビュー
ながおかえつこ[ナガオカエツコ]
企業内マーケティング部勤務の後、デザイン事務所設立。現在はフリーのイラストレーターとして活動するかたわら、夫婦で珈琲豆焙煎所を経営。主な仕事は、児童書挿絵・月刊絵本挿絵・雑誌挿絵・Web用イラスト・パッケージ用イラストなど(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nakanaka
62
虫歯になる流れをとてもわかりやすく教えてくれる絵本。なるほど、糖を餌にするミュータンス菌ね。読み終えてから、お菓子は少し控えるとつぶやく娘。笑 子供たちも勉強になったようです。2020/01/23
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
38
目には見えないが、虫歯がどのようにして出来るのかとても分かり易く書かれている。オススメ。もうすぐ11歳になる子供はまだ虫歯はない。私自身が虫歯で大変な思いをしたので、このまま虫歯ゼロでいてほしい。2020/06/18
chiaki
25
1年生『歯』をテーマにした読書感想文指導にて使用予定。目には見えないむし歯菌。その菌が、お口の中でどんな働きをして歯に穴を開けるのか、流れがとても分かりやすい。けんたろう先生のように丁寧に教えてくれる歯医者さん、近くに欲しいなぁ。2020/07/14
たまきら
24
父親に似て歯が弱い娘さん。きちんと磨いても虫歯は一向に減りません。最近では業を煮やし、1か月にいちどは通院していたのですが、本人にも自覚してもらえるように様々な本をそうっと置いています。…「治せるからよかったよね」とか感想を述べるのはやめていただきたいものです。2020/04/07
ふじ
13
わかりやすい。虫歯の前にプラークの中に菌がいて…って話をしてくれるので、定期的な歯石とりやクリーニングがいかに大事か、大人の自分も身に染みて感じました。2020/06/19