わたしの森に

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  • サイズ A4判/ページ数 128p/高さ 22X31cm
  • 商品コード 9784774327969
  • NDC分類 E
  • Cコード C8793

出版社内容情報

雪国の里山の四季を、アーサー・ビナードの詩的なことばと、田島征三の生命感あふれる絵で、美しく力強く描く。まんまん むんむん しんしんしん
森のおくから こえが きこえる
……わたしは だれ?

里山の嫌われもの、マムシ。でも、マムシの目から見ると、世界はまったく違っています。
春を待つ雪の下の気持ち、熱を感知する「むんむんの目」でとらえた闇の世界、命をつなぐいとなみの不思議・・・
その力強さ、美しさから、人と自然との関係も問い直されてくるようです。
詩人・アーサービナードと、絵本作家・田島征三の才能がはじめてぶつかりあった、注目の絵本です!

*『絵本と木の実の美術館』からうまれました*
新潟県十日町市鉢集落に、廃校をまるごと「空間絵本」として
よみがえらせた、田島征三の「絵本と木の実の美術館」があります。
アーサー・ビナードが鉢集落を2年にわたって訪れ、その雪国の四季とくらしを体験しながら、
田島征三とのコラボレーション「カラダのなか、キモチのおく。」を制作しました。
作品は「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2018」で発表。
この『わたしの森に』は、同じ生態系の中で発見した物語です。

アーサー・ビナード[アーサービナード]
著・文・その他

田島征三[タシマセイゾウ]
イラスト

内容説明

新潟県十日町市鉢集落に、廃校をまるごと「空間絵本」としてよみがえらせた、田島征三の「絵本と木の実の美術館」(大地の芸術祭2009作品)があります。アーサー・ビナードが鉢集落を2年にわたって訪れ、その雪国の四季とくらしを体験しながら、田島征三とのコラボレーション「カラダのなか、キモチのおく。」を制作しました。作品は「大地の芸術祭越後妻有アートトリエンナーレ2018」で発表。この『わたしの森に』は、同じ生態系の中で発見した物語です。

著者等紹介

ビナード,アーサー[ビナード,アーサー] [Binard,Arthur]
1967年、米国ミシガン州生まれ。コルゲート大学で英米文学を学び、卒業と同時に来日、日本語での詩作を始める。『釣り上げては』(思潮社)で中原中也賞、『ここが家だ ベン・シャーンの第五福竜丸』(集英社)で日本絵本賞、『さがしています』(童心社)で講談社出版文化賞絵本賞、『ドームがたり』(玉川大学出版部)で日本絵本賞を受賞

田島征三[タシマセイゾウ]
1940年、大阪府に生まれ、高知県で幼少期を過ごす。伊豆半島に住み、絵本を作りながら、新潟県十日町市に「絵本と木の実の美術館」を、香川県大島に「青空水族館」をプロデュース。『ちからたろう』(ポプラ社)でブラティスラヴァ世界絵本原画展金のりんご賞、『ふきまんぶく』(偕成社)で講談社出版文化賞絵本賞、『とべバッタ』(偕成社)で絵本にっぽん賞・小学館絵画賞など、受賞多数。2018年国際アンデルセン賞候補(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

モリー

54
アーサー・ビナード、田島征三のお二人がコラボした絵本を発見。このお二人の絵本ならば、読み応えのある絵本に違いないとう予感がして手に取りました。期待以上の作品でした。この作品も他の絵本同様、子供が手に取る、あるいは親に読み聞かせしてもらう絵本の中の一冊に違いありません。けれども、子供向けだからといって主人公の動物(蛇:マムシ)を擬人化して、かわいらし性格に変更するようなことはなく、むしろ本物も“マムシ”の視点で見た森の世界と、本物のマムシの生態が描き出されています。しかも、単なる知識絵本でもありません。2019/10/05

とよぽん

30
読友さんのレビューに誘われて。図書館で見つけた。田島征三さんの色使いと筆使いに引き込まれる。そしてアーサー・ビナードさんの質感のあるオノマトペは、冬の森、土の中、主人公「わたし」の生命を巧みに表現している。タイトルの「に」が新鮮な響きをもっている。2019/10/07

kanata

23
新潟の十日町市にある【絵本と木の実の美術館】での両者のコラボから生まれた絵本。冬から春にかけての生き物を描くのに、時間がはっきりしないところが変わってる。まあんまあん。むうんむうん。モリモリ土を掻き分けて進む。「ひかりが 見える目と それから むんむんが 見える べつの目も わたしは もっているの」春を待つ土のなかで、むんむんが満ちている。モグラの力強さに天晴れ。子を産むマムシのたくましさにびっくり。2018/08/19

ヒラP@ehon.gohon

21
アーサー・ビナードさんは故郷を思い出しながら、新潟の山村の風景を表現したのでしょうか。 田島征三さんも、自分の住まいと新潟の山村の自然に対する思いをヘビに託したのでしょうか。 違和感のない、詩情たっぷりのコラボレーションになっています。 冬眠を経て、たくましい母親となるヘビに、大自然の力強さを感じました。2018/09/14

絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく 

20
アーサー・ビナードさんの詩的な文章と、田島征三さんの迫力ある絵がコンビを組むと、心が震える1冊になることは予想していましたが、それ以上の大作です。『カラダのなか、キモチのおく。』はまだ未読ですが、その制作の中発見した同じ生態系の物語。雪の下にいる生きものはなんなのか?永い眠りから目覚めた時に出会うものはなにか?生きとし生けるものの繋がりが書かれていると思います。 【知らない世界をのぞくー自然の不思議に目をみはる】2020/12/12

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