内容説明
絵本で日本を元気にする!
目次
第1章 心と心をつなぐ本読み会
第2章 絵本店をはじめて―活動の原点
第3章 選書会―たくさんの気づき
第4章 「お話し会」―参加型の読み聞かせ
第5章 高齢者と絵本―活動の実践
第6章 絵本の力
第7章 実践の方法―全国に広げたい
著者等紹介
森本ちか[モリモトチカ]
高知県生まれ。自身の子育てで絵本と出会う。1999年「えほんの店コッコ・サン」を開店。2000年から小中学校で「選書会」を開始。現在、高知県を中心に100校以上で選書会を開催。2010年より地域の高齢者と子どもがいっしょに絵本を読む「心と心をつなぐ本読み」活動を開始。2013年にNPO法人子どもと本をつなぐ会で活動。2019年理事長に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゲンキ
125
私は、ボランティアで、高齢者と子どもたちを「本の読み聞かせ」を通じてつないでいきたいと思っていたので、読んでみました。高知発で、高齢者が子どもたちに絵本を読むことで、子育てが楽しくなり、みんなが楽しい雰囲気になると紹介されています。大変勉強になりました。私らのボランティアグループでも、取り入れていきたい。2020/03/21
ヒラP@ehon.gohon
18
絵本を通しての高齢者と子どもたちのふれ合い、素晴らしい取り組みだと思います。読み聞かせ会を開く者として、励みになる一冊です。2020/09/20
Naomi
14
地元図書館でたまたま目に留まりました。「本読み会」で高齢者が子どもに絵本を読む。心温まるエピソードがいっぱいです。保育士でも図書館司書でもなく、ひとりの母だった著者が、ヒラメキで絵本屋さんをスタートさせたのが凄いです。可能性がいっぱい詰まっています。2020/04/29
おはなし会 芽ぶっく
10
初めていった街の図書館で、時間つぶしのつもりがすっかり夢中になってしまいました。地元や近郊にない本を読みあさりました(笑) 稲生小学校の学区地域の高齢者の活動 「本読み会」のメンバーと子どもたちとの触れ合いが書かれています。 時間が足りずざっくりとしか読めず残念。2021/12/02
tobihaze
7
子どもたちは、それぞれに好きな絵本を選び、好きな高齢者の隣にいって、読んで!という。自分のためだけに、絵本を読んでもらえるステキな時間。高齢者も思わず笑顔になる。高齢者に認知症の人がいても、子どもたちに発達障害の子がいても、一対一だと自然とうまくいく、というのがすごい。絵本は、読み手も聞き手も、幸せな気持ちになる、に納得です。その幸せな時間を作り出す、高齢者にも子どもにも地域にもいい、すごい仕組みだと思います!巻末におススメ200冊リストつき。絵本が好きな大人におススメです!2020/03/23